2013年 
国立高等専門学校(商船学科)5校
合同進学ガイダンスが開催される

       
                                    



 毎年(一社)日本船主協会による船員になるための中学生・保護者・先生向けに国立高等専門学校(商船学科)5校合同進学ガイダンスが開催されていて、今年は6月29日広島、6月30日東京、7月15日神戸で開催され、概数で広島80名、東京40名、神戸90名の参加があったが、8月10日には仙台で開催される事になっている。
商船系高専に入学した新入生で合同進学ガイダンスに参加したという者も多く、このガイダンスが受験者増加に確実に効果が出ており、学生募集に重要な役割を果たしている。
特に今年東京・神戸においては、航海訓練所の練習船銀河丸を会場にして行われた。本船士官の案内でブリッジ、機関室等を実際に見学して、その結果を見ながら商船系高専に入学するか否かを決められることは、非常に有効な判断の機会となっている。
6月30日開催の東京会場は、有明多目的埠頭に停泊中の銀河丸で13時から17時30分まで行われた。
                        
主催者の日本船主協会からは、鈴木修同協会副会長が挨拶をされ、銀河丸の奥 和樹船長が挨拶をされた。同船長は富山商船高専から商船大学へ進学され、同校に派遣教官としても赴任されただけでなく、ホクレア号(ポリネシアの古代航海を伝承)の技術伝承に関してハワイのカウアイコミュニティーカレッジとの交流を深め、商船学科の英語留学先の先駆者として商船学科にとっても深い関係のある方である。

また卒業生のメッセージとして商船三井勤務 二等航海士 河本 優氏(鳥羽)、同社 三等機関士 高橋 悠氏(富山)から話があった。海での生活等滅多に味わえない船内生活や現実的な給料の話など、所々で聴講者からも笑いの出る話であった。
東京では、地域性から富山、鳥羽のブースに沢山の中学生が集まる傾向があるが、今年は瀬戸内3校のブースにも多くの生徒・父兄が集まっていた。
近年学校や実際に船上にも女性の進出が目覚ましいが、姉妹で親と参加している家族もあった。



各校ブースは、先生だけでなく在校の学生がヘルプをし、より身近な立場で学校について説明をしている姿は、優秀な後輩を迎えたいとの意気込みを感じた。
近年入学者の学力が向上しているとのことであり、会員の皆さまもこのようなガイダンスが7月頃行われていることの周りの方々にPRをお願いします。



   神戸のガイダンスの様子
また、銀河丸の神戸会場では、東京と同じく船主協会を代表して鈴木修副会長の挨拶があり、大島商船岩崎先生が5高専の総合説明をされた。
卒業生のメッセージは川崎汽船 二等機関士 長沼 竜二氏(大島)、日本郵船 三等機関士 杉本 賢斗氏(富山)から話があった。