伊豆西岸の象牙博物館に「帆船日本丸」の模型が展示          


1.会員斎藤博隆氏からの連絡
本会の正会員で静岡県東伊豆に在住の斎藤博隆氏から新春早々連絡があり、伊豆西岸の土肥(とい)に象牙美術品を収集した「象牙美術宝庫」という博物館があり、新しく象牙材で「帆船 日本丸」の36分の1の模型が展示されたので、是非全船協会員や横浜の「帆船日本丸記念財団」にも周知し、見学しては如何かとの案内があった。
全船協では、早速同博物館に問い合わせて下段の通り、案内を頂きました。土肥には、土肥金山があり温泉や海水浴場もあるので、観光をされる時は、是非象牙でできた「日本丸模型」を見学して下さい。
2.「象牙美術宝庫」からの案内
ご存知の通り、日本丸は1930年(昭和5年)1月27日、兵庫県神戸市の川崎造船所で進水した、日本の大型練習帆船です。
その美しい姿から「太平洋の白鳥」や「海の貴婦人」と呼ばれ親しまれてきました。
約半世紀にわたり活躍し、1984年(昭和59年)に引退した素晴らしい帆船です。
その日本丸を、日本を代表する象牙彫刻家の一人である石渡峰月先生が、1/36スケールで作り上げました。
磨かれて艶の出た象牙は、「白鳥」「貴婦人」と称された日本丸の優美な帆や船体を見事に表現しております。
風を受け膨らんだ帆は象牙の空洞部分を利用して再現しました。また、手すりなど細部に至るまで緻密に製作しています。
日本丸を題材にした象牙彫刻では国内最大クラスで、これ以上の大きさのものは作れないと言われてます。

【彫刻家プロフィール】
象牙彫刻家
石渡 峰月(いしわたりほうげつ)
生年:1919年(大正8年己未)
生地:茨城県
師匠:青木青舟
経歴:日本象牙秀作展金賞を受賞。
造型美術、全日象牙展にて受賞数回。
平成8年通商産業生活産業局長賞を受賞。
(文責 事務局)