平成21年度通常総会報告

 
   

1. 開催日時 平成21年5月29日 [金]
  15時00分〜16時55分
2. 開催場所 東京都千代田区神田神保町2-2-34 千代田三信ビル 8階
  全日本船舶職員協会本部会議室
3. 出席者 
(理事)
 相川 康明  荒谷 秀治  井波  稔
 岩江 成徳  岩田  仁  内田 成孝
 大賀 英朗  沖川  守  角田  稔
 上総 正博  片山  清  金沢 輝雄
 加山 文治  軽部欣四郎  川島 弘行
 川村  赳  菅野 智昭  小林 佳孝
 小松 和夫  高  正洋  高倉 邦雄
 田中 善治  西端  晟  根本  明
 藤井 孝之  本望 隆司  右松  治
 宮坂 昌弘  山本 晴夫  吉本 公則
 渡部 英利
 本人出席   31名
 委任出席   224名
 出席者総数  255名
(3月末の正会員 総数 2444名)

4. 議事経過の概要及びその結果
 15時定刻、 司会者内田成孝副会長より開会を宣した。
 引き続き司会者は、 定款第24条に基づき議長の選出を行なった。
 議長には、 満場一致で吉本公則常務理事が選出された。
 吉本議長は、 定款第28条第2項により議事録署名人に相川康明常務理事と岩田仁常務理事を指名し満場一致で承認された。
 書記には本望隆司全船協本部事務局長を指名した。  
 議長は書記に出席者数の報告を求め、 上記の通り255名の出席があり、 定款第25条の定足数 (正会員の10分の1以上) を完全に満たしていることを確認した。
 次に、 平成20年度中の14名の物故会員について内田副会長より氏名を報告した後、 黙祷を奉げた。

 次に議長は、 会長に開会の挨拶を要請した。 挨拶の要旨は次の通りであった。
 「本日はご参加ありがとうございます。 本協会を取り巻く大きな問題は商船高専の高度化再編問題。 公益法人制度改革問題。 水先制度の抜本的改革問題など多数の問題が山積しており、 海事関係諸団体は新たな枠組みへ移行しています。 この中で本協会の事業を推進する上で、 阻害要因となる要件の緩和について積極的に取り組んで来ました。 本日はこれら諸事業に対し一年間を回顧しその結果の是非を明らかにして、 新たなる時代への取り組み姿勢を審議していただく総会であります。 ご参集された皆さんの積極的な論議への参加を強く希望し、 挨拶といたします。」


 次に祝電の披露が書記より行なわれた。

 続いて議案審議に入った。
第1号議案 平成20年度事業報告及び第2号議案(案) 平成20年度収支決算報告(案)について:
 議長は両議案が密接な関連を有するので一括審議するよう求め、 角田 稔専務理事が一括して報告を行なった。
 続いて上総正博監事より会計監査報告が行われた。
 議長は、 上記1・2号議案の報告について質疑を求めたところ、 「基本財産の中に2千万円の高額の普通預金があるがその理由は」 との質問があり、 会長から 「基本財産運用の端数であり、 19年10月に運用2年間で期限前償還条項により約13%の実績を上げて償還された。 次の運用を検討中のところ急激な金融危機の到来となって、 とりあえず普通預金で保全し運用先について検討しているところである」 との回答があった。 その他特に異議は無く満場一致で承認議決された。

続いて3号議案 平成21年度事業計画(案)及び4号議案 平成21年度収支予算(案)について:
 議長は両議案が密接な関連を有するので一括審議するよう求め、 会長より一括して提案された。
 議長は3・4号議案の提案について質疑を求めたところ、 議場から次の意見が出された。
 「商船高専の統合によって商船学科はどのような影響を受けるのか」 との質問があり、 会長から 「統合により従来両校が持っていた学科は再編され、 学科数は減らされる。 富山の場合両校合わせて8学科から6学科となるが、 商船学科に関しては従来どおり存続される」 との回答がされた。 「会費納入率が悪いというが、 どう対処しているか」 との質問があり、 事務局から 「毎年全員に会費請求書を発送して納入を呼びかけている」 との回答があった。 さらに 「会員を確保する上で商船高専に限らないということを明確にし、 水産高校卒業者などの拡大を図るべきである」 との意見が出され、 そのような活動を強力に進めていくことが確認された。 瀬戸内3商船高専の再編に関して 「検討は中断状態であるが、 練習船の統合から進められる方向のようである」 との報告があった。 「海運政策に関して、
“国家の基本政策としてぶれない政策の確立を求めいて行く”と言うが、 具体的にはどうするのか」 との質問に対し、 会長より 「海洋基本法の論議から、 日本船・日本人船員確保の方針が出されたが、 トン数標準税制導入に絡んだ政策となり、 実質的な確保政策となりえていない。 全員日本人船員が乗り組む日本船の確保など、 確実な日本船・日本人船員確保政策の実現を目指すということである」 と回答がなされた。 「社船実習は採用内定者しか受け入れないという現実をどのように改善するのか」 との質問に対し、 会長より 「実施初年度の実績を分析し、 5商船高専とも連携して問題点の改善に努めていく」 と回答がなされた。 「改善の取り組みを実現する手段はどうするのか」 との質問に対し、 会長より 「海技者の様々な組織が行政改革のもとで全て無くなってしまった。 その中で現在、 船長協会、 海洋会、 船舶機関士協会と本協会が海事団体連携懇談会を発足させており、 共通の諸問題を検討している。 この組織を通じて政府に働きかけることなどを考えている」 と回答がなされた。
 議長は、 以上をもって質疑を打ち切り第3・第4号議案について議場に諮ったところ、 異議なく満場一致で議決した。

5号議案 会計処理規則の一部改正について:
 会長より、 会計処理規則にある 「基本財産取り崩しに際して、 国土交通大臣の認可を受けること」 との条項を削除することが提案された。 これは現定款にはこの条項が削除されていることに伴う措置である。
 本件は、 異議なく満場一致で議決した。

6号議案 全船協表彰について:
 会長より、 表彰弔意規則に基づき3名の役員の表彰が提案され、 異議なく満場一致で議決した。


7号議案 その他:
 会長より、 「商船高専校長ならびに商船高専同窓会長は本協会の顧問に就任していただいている。 顧問は理事会の承認事項であるが、 次の理事会は10月開催予定のため、 それまでに交代される顧問については、 会長が推薦を行い理事会で事後承認いただくということをこの総会で承認いただきたい」 との提案があり、 異議なく満場一致で議決した。
 議長はその他の意見・提案を求めたが特に発言が無いことを確認して、 平成21年度の通常総会の全ての議事が終了したことを宣した。

閉会の挨拶:
 川村会長より、 「有意義な議論に感謝します。 本協会の組織は大きくはないが、 事業活動などを通じて大きなアクションを起していきたい。 全力を尽くして取り組む決意なので、 皆さんの更なるご指導ご鞭撻をお願いします」 と挨拶があった。
 議長退任挨拶の後、 司会者は16時55分総会が滞りなく終了したことを宣した。

平成21年5月29日




 祝電をいただいた方々 (順不同)
 〇 富山商船高等専門学校長
 〇 大島商船高等専門学校長
 〇 弓削商船高等専門学校長
 〇 広島商船高等専門学校長
 〇 鳥羽商船高等専門学校長
 〇 広島商船高等専門学校校友会長 山本 徳行 殿
 〇 弓削商船高等専門学校同窓会長 小田原照明 殿
 〇 鳥羽商船高等専門学校同窓会長 辻   裕 殿
 〇 大島商船高等専門学校同窓会長 沖川  守 殿
 〇 富山商船高等専門学校同窓会長 島木 隆昭 殿
 〇 日本水先人会連合会 会長 芦見 信孝 殿
 〇 (財)海技振興センター 会長 友國 八郎 殿
 〇 社団法人日本船長協会 会長 森本 靖之 殿
 〇 社団法人日本船舶機関士協会 会長 武田 和彦 殿
 〇 川崎汽船株式会社 川 和 会 殿
 〇 株式会社 商船三井 代表取締役社長 芦田 昭充 殿
 〇 株式会社 商船三井 常務執行役員 平塚 惣一 殿
 〇 株式会社 商船三井 執行役員 根本 正昭 殿
 〇 株式会社 商船三井 海上安全部長 井上 孝昭 殿





20 年 度 物 故 者
(自20.4.1〜至21.3.31)

1. 真木 克朗  (各校)
2. 斉藤  精   (富山)
3. 阿部  護   (各校)
4. 宮増 一郎  (鳥羽)
5. 西山 荒清   (大島)
6. 三川 清人  (広島)
7. 餅田  尚  (鳥羽)
8. 森嶋 彪雄  (鳥羽)
9. 山本 敏雄  (各校)
10.山岸 一夫  (富山)
11.津川  勲  (広島)
12.稲美 俊吉  (各校)
13.植野  守  (大島)
14.松本  茂  (鳥羽)
                             以 上